週刊誌から from weekly magazine 2004 5 19

ニューズウィーク日本版 2004 5.26

「クレムリン宮廷のジキルとハイド」について
 スターリンは、国民を、2000万人以上殺害したと言われています。
もし、この虐殺がなかったら、
ロシアは、経済大国になっていたでしょう。
国民が2000万人も減少すれば、当然、国力や経済力は低下します。
 独裁者は、基本的に、国力の向上は考えていません。
独裁者というものは、自分の権力の向上だけを考えています。
 国力の向上を図るには、教育が重要です。
しかし、国民の教育水準が向上すれば、
独裁者が、いかに狂っているか、国民に気づかれてしまうので、
たいていの独裁者は、国民の教育水準を低レベルにしておきます。
 世界の歴史、世界の政治制度を、
国民が知れば、自分の国が、いかに狂っているか、わかってしまいます。

「ルワンダ大虐殺」について
ルワンダでは、約100日間に、約100万人が殺害されました。
 しかし、この悲劇を悲しんでいる時間はないのです。
弓や剣で、100日間で、100万人も殺せるでしょうか。
 これほど、短期間に、大量に殺害するには、
高性能な銃が必要です。
しかも、大量の弾薬が必要です。
 「大量の銃」と「大量の弾薬」を供給したのは、誰か。
それが、犯人です。


















































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